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日本から海外移住するときに送るもの・捨てるもの・現地で買うもの


海外移住の準備で一番迷うことの一つが、「何を日本から持っていくか」です。

私たちは日本からヨーロッパへ移住する際、日本郵便の船便で約25箱の荷物を送りました。

実際にやってみると、荷物整理で大事なのは「できるだけ全部持っていくこと」ではなく、次の4つに分けることでした。

  • 船便で送るもの
  • 手荷物に入れるもの
  • 日本で処分するもの
  • 現地で買うもの

この記事では、海外移住前に荷物をどう仕分けるかを、実体験ベースで整理します。

まず考えるべきこと

海外移住の荷物整理では、最初にこの3つを考えると判断しやすくなります。

1つ目は、到着してすぐ使うかどうかです。

到着後すぐに必要なものは、船便に入れると困ります。船便は時間がかかるため、すぐ使うものは手荷物か航空便で持つ必要があります。

2つ目は、現地で買い直せるかどうかです。

ヨーロッパでも多くのものは買えます。ただし、日本と同じ品質、サイズ感、価格で買えるとは限りません。特に子ども用品、日本語の本、使い慣れた生活用品は、現地で探す手間も考える必要があります。

3つ目は、送る費用に見合うかどうかです。

安いものでも、重くて大きい場合は送る価値が下がります。逆に、軽くて現地で高いものは送る価値があります。

船便で送るもの

船便に向いているのは、すぐには使わないけれど、現地であると助かるものです。

たとえば、季節外の衣類、子ども用品、日本語の本、一部のキッチン用品、思い出の品などです。

船便は到着まで時間がかかるため、到着後すぐ使うものには向いていません。一方で、数週間から数か月後に使えればよいものには向いています。

私たちの場合、子ども用品や日本語の本は送ってよかったと感じました。現地でも買えるものはありますが、日本語の本や使い慣れたものは簡単に代替できないからです。

手荷物に入れるもの

手荷物には、到着後すぐ必要なものを入れます。

たとえば、パスポート、在留関連書類、保険関連書類、現金、カード、スマートフォン、PC、充電器、常備薬、子どもの薬、体温計などです。

また、到着後1〜2週間分の衣類も必要です。船便が届くまでの間、最低限生活できる状態を作ることが重要です。

子連れ移住の場合は、子どもが安心するものも手荷物に入れた方がいいです。お気に入りのおもちゃ、絵本、タオルなどがあると、慣れない環境でも少し落ち着きやすくなります。

日本で処分するもの

海外移住では、思い切って処分した方がいいものもあります。

特に、現地で安く買える日用品、重いのに使用頻度が低いもの、壊れやすいもの、収納を圧迫するものは、無理に送らない方がいい場合があります。

たとえば、安い収納ケース、大きすぎる家具、古い家電、使う頻度が低い雑貨などは、送る費用や手間を考えると処分した方が楽です。

海外移住では、「もったいないから送る」と考えると荷物が増えすぎます。送る費用、通関の手間、到着後の収納スペースまで含めて判断する必要があります。

現地で買うもの

現地で買えるものは、無理に日本から送らなくても大丈夫です。

たとえば、洗剤、掃除用品、シャンプー、日用品、シンプルな食器、タオル、収納用品などは、現地で買えることが多いです。

ただし、日本のものに強いこだわりがある場合は別です。肌に合うもの、子どもが使い慣れているもの、サイズ感が重要なものは、最初の分だけ持っていくと安心です。

全部を日本から持っていくのではなく、「最初の数週間分だけ持っていく」という考え方も現実的です。

子ども用品は慎重に判断する

子連れで海外移住する場合、子ども用品は特に慎重に判断した方がいいです。

現地でも子ども用品は買えますが、サイズ、素材、使い勝手、価格が日本と違うことがあります。

特に、子どもが気に入っているもの、寝るときに使うもの、体調不良のときに必要なものは、手荷物または船便で持っていく価値があります。

一方で、大きすぎるおもちゃや、現地で簡単に買えるものは、無理に送らなくてもいいかもしれません。

迷ったときの判断基準

送るか迷ったら、次の質問で判断します。

  • 現地で買い直すと高いか
  • 日本でしか手に入りにくいか
  • 到着後すぐ必要か
  • 壊れにくいか
  • 重さや大きさに対して価値があるか
  • 家族の安心につながるか
  • 収納場所を圧迫しないか

この中で多く当てはまるものは、送る価値があります。

逆に、「安い」「重い」「大きい」「現地で買える」「あまり使わない」ものは、処分または現地購入で考えた方がいいです。

箱ごとに中身を記録する

荷物を送る場合は、箱ごとに中身を記録しておくことをおすすめします。

荷物が多くなると、どの箱に何を入れたか分からなくなります。到着後に必要なものを探すのも大変です。

箱に番号をつけて、スマホのメモやスプレッドシートに中身を書いておくと、後から確認しやすくなります。

たとえば、次のように記録します。

  • Box 1:冬服、子どもの上着
  • Box 2:日本語の本、教材
  • Box 3:キッチン用品
  • Box 4:思い出の品

完璧に細かく書く必要はありませんが、大まかな分類だけでも残しておくとかなり助かります。

まとめ

海外移住の荷物整理では、すべてを持っていくのではなく、役割ごとに分けることが重要です。

船便で送るもの、手荷物に入れるもの、日本で処分するもの、現地で買うものを分けるだけで、準備がかなり進めやすくなります。

特に、到着後すぐに必要なものは手荷物へ、すぐ使わないけれど現地であると助かるものは船便へ、現地で安く買えるものは現地購入へ回すと判断しやすいです。

実際に荷物を送る前には、日本郵便のサイズ・重量制限、禁制品、到着国の通関ルールを必ず確認してください。

詳しいチェック項目は、こちらのページにもまとめています。

海外移住前の荷物整理チェックリスト

Checklist

海外移住前の荷物整理チェックリスト

日本から海外へ送るもの、手荷物に入れるもの、捨てるもの、現地で買うものを整理するチェックリストをまとめました。 船便で荷物を送る前の確認用として使えます。

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